パワーカップルとは?住宅ローンの種類や注意点について解説

パワーカップルとは?住宅ローンの種類や注意点について解説

マイホームの購入を検討している方のなかには、夫婦共働きで高い世帯年収を得ている方もいらっしゃるかと思います。
そのような高い年収を得ている夫婦のことをパワーカップルと言います。
今回は、パワーカップルとはどのようなものなのかと、住宅ローンの種類や住宅ローンを組む際の注意点について解説していきますので、ぜひご参考になさってください。

パワーカップルとは?

パワーカップルには明確な定義があるわけではありません。
ですが、目安として、冒頭でも話したように夫婦ともに働いていて、高収入なこととされております。
あくまでも、目安になりますが、パワーカップルの具体的な世帯年収として700万円以上としているとこともあれば、世帯年収1,000万円以上と言われているところもあります。
ポイントとしては、夫婦共働きで年収1,000万円以上と覚えておくと良いでしょう。
なお、厚生労働省が発表している「2021年の国民生活基礎調査の概況」によると、平均所得金額は30代で約636万円、40代で約721万円という調査結果が出ています。

住宅ローンの種類

パワーカップル(夫婦)が組める住宅ローンの種類には3つ挙げられます。

●連帯保証
●連帯債務
●ペアローン


連帯保証とは、主債務者と呼ばれる住宅ローンを借りた方の返済が滞った時に、連帯保証人である配偶者に返済の義務が発生するローンのことです。
なお、連帯保証人になっている方は主債務者と同等の責任を負うということ覚えておくと良いでしょう。
連帯債務とは、主債務者と連帯債務者の両者が債務を負うといった形のローンです。
そしてペアローンとは、夫婦各々が明確な借入額を決め、住宅ローンを各々の名義で借り入れ、各々の連帯保証人になる形のローンになります。
このように、3種類すべてに特徴があるため、しっかりと話し合って住宅ローンを決めることをおすすめします。

パワーカップルが住宅ローンを組む際の注意点について

まず、主な注意点として挙げられるのは、返済の持続性です。
とくに、ペアローンを選んだ場合は、子どもができたことをきっかけに仕事を辞める場合があるかもしれません。
そうなってしまうと、それぞれが個人で金額を設定して住宅ローンを組むため、どちらかが払えなくなった時に片方に支払い義務が寄ってしまい支払えなくなってしまう可能性があります。
またペアローンの場合、団体信用生命保険に関しても注意が必要で、夫婦それぞれ加入しなくてはならないので、夫に万が一のことが起きても夫の借入額は保証されますが妻側の借入額は残ります。
このように住宅ローンを組むとは、いくつかの注意点があるため、長期的な返済を考慮して決めることが大切です。

パワーカップルが住宅ローンを組む際の注意点について

まとめ

パワーカップルとは、夫婦共働きで、世帯年収が約700~1,000万円以上を一つの目安としています。
パワーカップルが主に組む住宅ローンの種類は、「連帯保証」・「連帯債務」・「ペアローン」の3種類です。
とくに、ペアローンに関しては注意が必要なので、特徴を理解したうえで住宅ローンを組むようにしましょう。
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